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霜月は急ぎ足で

 

メインバーナー点火

 

#早く書かないと、日記が一か月飛んでしまうと思ってはいたけど、気が付けば11月ももう4分の1終わり。気ばかり急く。そしてダイアリーは一ヶ月飛んだ。

 

#この間、鍋ケ滝日帰りと、日田、大分を回る一泊の旅行と、佐賀バルーンフェスタに日帰りで行ってきた。

鍋ケ滝の日帰りは、あんまり昔で忘れてしまった(!!)

日田は日田醤油というお店屋さんで無料のお雛様公開というのをやっていて、ものすごい数の江戸時代のお雛様が展示してあった。いずれも今拝見してもいかにも価値の高そうなものだったが、それよりもどんな人が誰のためにこのひな人形を作らせたのかと考える。いずれもどう見ても特注品。無料で見せていただいたのに恐縮して醤油でも買っていこうか、と言うと、

夫「醤油と味噌の味は育った味が忘れられないとあんたいつも言うじゃん。」

・・・・まあそうですね。

と、焼き肉のたれがあった。

ナ「焼き肉のたれにしましょう!」

夫は1リットル瓶を自分が持つことになるので嫌そうだったが、なに、食べるのも夫なのである。

 

 

お腹すいたな、と見回すと、蕎麦、と書いてある町家の入り口を入ると草ぼうぼうの中庭、古井戸の奥に風情のあるそば屋があった。時間も昼には遅く空いていた。私はいつもの冷やしとろろ蕎麦定番。

 小学校2,3年くらいだろうか。お嬢ちゃんがお客の皿の後片付けを手伝っていた。お勘定にレジに行くと店主風の男の人が

 「小さいのがちょろちょろしてすいません。手伝いたがるもので。」とおっしゃる。

ナ「いい跡取りさんがいて良いですね。羨ましいです。」と答えた。

 

ちょくちょく来たいんだけど、遠いんだよなあ、大分って。

 

 

 

#佐賀バルーンフェスタはまだ日曜のことなので記憶に新しい。

 去年の佐賀バルーンフェスタの後に愛犬のクーが死んだのだった。悲しくて行きたくないと思ったが、夫が

「今年は3年に一度のインターナショナルバルーンフェスタで、気球がいつもよりずっと沢山飛ぶんだってよ?」 

・・・・行く!!

 

ちうわけで出かける。バルーン競技は午後2時45分からだったので、朝出て信心しているお稲荷さんの祐徳稲荷にお参りをし、商売下手な門前町のイマイチのちゃんぽんを食べ、昼過ぎにネットに繋いで初めて知った、、、その前日インターナショナルバルーンフェスタに爆弾予告があって、3万人が避難する騒ぎになったとのこと。

ナ「どうする? 行く?」

夫「行くさ! ここまで来たんだから。」 行くよねえ・・・。

ウーン・・・・ まあ、たった今祐徳さんにお参りしてきたから、今ならまだお守りが付いてきてくれているだろう。

 

 

ところが風が強くバルーンが上げられない。数万の観客がいつ上がるかと待っている。露店もたくさん出て、お客でごったがえしていた。2,30分待ったころに、予定の3種目競技はやめるが今から気球を上げる旨のアナウンスがあり、広いトラックにいくつも敷かれていたシートが膨らみ始めた。なんとシートと思っていたのはバルーンだった。

 

目の前のトラックでバルーンが大きな扇風機の風で横向きにどんどん膨らみ、しかし強い風にあおられてバルーンが横向きのまま大きく凹んでしまう。何度もトライ&エラーを繰り返し、バルーンが斜めに立ち上がってくるとガスバーナーで熱気を送る。ヨタヨタとバルーンの籠が浮きはじめ、綱を離すとふわりと浮かぶ。ま近でこんなのを見るのは初めてだった。

 

バルーンは用意が出来た者からどんどん浮き上がり、空いっぱいに沢山上がった。そして川の向こう岸、それぞれが決めた降下地点へ飛び去った。こういう時、みんなどんどん行ってしまうのに自分だけ残るバルーンはさぞ焦るだろう。

 

 

 

#ナスコの赤ちゃん、金ちゃんは元気に育っている。3ヶ月になり、少し首が座りかけてきた。10月、遅い夏休みを取った婿が、実家に帰って親の顔が見てきたい、と言い、ナスコはまだ2ケ月の首も座らない赤ん坊を連れていくわけにもいかず、こちらに残った。彼の一家は全員で湯布院に泊りがけで遊びに出掛け、ナスコは悔し気に自分の実家に帰ってきた。普通まだ首がぐらぐらして買い物にもなかなか連れてはいけない赤ん坊と床上げをやっと終えて実家から戻ってきた妻を置いて、勝手な婿だなと思うが、私はもともとこの婿が気に入らないのであの男ならまあそんなもんでしょうよ、と思う。ナスコも私の反対を押し切って結婚している手前、口には出さなかったが心中推して知るべし、である。

 

あんな男と暮らして楽しいかねえ・・・・。しかしまあ、概ね楽しそうには暮らしている。しかし、私としては3歳くらいになって保育園でどんなことがあったか話せるくらいになったら、パートでいいから仕事に復帰させようと思っている。あの男では先行きどうなるか分からない。

 

 

#ナスキは高校の同期で現役でダブらず進級した子は、今度4大を卒業し、就職する。ナスキはまだもうちょっとあるが、そろそろ一人前扱いしないと、かなと思っている。(>まだしてなかったのか?)年の割に奥手な子なので心配していたが、やっとしっかりしてきてそろそろ9割は目を離しても大丈夫かなと思えてきた。あとは、自分でやっていくしかない。

 

 

 

#事務所のスタッフAは、9月下旬に急に忌引きで休んだ。夫の兄が8月下旬に亡くなっていたのだが、ちょうど亡くなる数日前、奥さんと離婚調停に入っていた。もともと心臓が悪くペースメーカーを入れるよう言われていたが、我儘な人で人のいうことなんか聞かなかった。DVで奥さんを殴ってばかりいて、奥さんはいつも顔に青あざを作っていた。娘に引っ越しの手伝いに来てもらい、妻は「じゃ、私はもう行きますよ。」と玄関口から声をかけた。夫は飲んだくれて寝たまま、「ああ、」と言ったか言わなかったか、妻も娘もはっきりした言葉は聞いていない。

 

その数日後、心臓のアタックで急死した。食卓には買ってきた惣菜があり、食べたような跡があった。エアコンがずっとかけっぱなしで一度もカーテンが開かないのを近所の人が不審に思い、民生委員が庭から覗いたら、人が横たわっているようなのが見えたが、猛烈な数のハエが家中を飛び回り、悪臭がした。警察の処理班が来て、窓を開け、ウジがたかりまくった死体を専用のビニール袋に入れ、チャックをし、司法解剖に持って出た。他のスタッフが窓という窓を全部開けた。夥しい数のハエが、一目散に空に向かって駆け抜けた。

 

チャックを開けたのはどこのスタッフだろうか。気の毒に・・・。ウジを洗い流してからの解剖だろうか?殺虫、消毒薬に漬けるのだろうか?? あっさり死ねて死んだ人の死に方はいいが、後が悪かった。家族にも迷惑をかけまくった。別れかけていた奥さんは事件じゃないかと疑われたが娘が一緒だったしペースメーカーのこともあって疑いはすぐに晴れた。

 

別に死んでからウジが湧こうが家が臭かろうが誰に迷惑をかけようが構わないというならつける薬はない。死に方、というか、そこに来るまでの生き方の問題である。

 

 

#小学生の娘が一人いる気立てのいいスタッフKが、いきなり改めてやってきて、「実は離婚しました。」という。驚いてしばらく言葉がなかった。ナスコの1歳年上の彼女は夫とのなれそめを話していて(嫁に貰いに来てくれたとき親に)「私を世界で一番幸せにしてくれる人なんだから」と言った話を聞いていたからである。しかしその後何かの時にその話を出してからかったら、「あの時は、・・・そうだったんですけどね。」みたいな言い方をしたので一瞬引っかかったが仕事のことで忘れてしまっていた。ナスコがそう言ったなら、私は聞き逃しはしなかっただろう。もう少し話を聞いてやればよかった・・・・。

 

ナ「それで・・・名前はどうするの?」

K「今のまま行きます。」

ナ「もとは何という名前?」 

K「K○、と言いました。」

ナ「・・・・K○の方がいいんじゃない? 名前としては綺麗な名前じゃない?」

K「そうなんです。私も、(相手の名前は)もう見たくもない嫌な名前です。でも子供が・・・名前が変わってしまうので・・・ただでさえ不安定な思いをさせているのに、この上負担をかけたくなくて・・・。」

ウーン・・・・。そうか。

ナ「別れる理由を、聞いてもいいかな。」

K「構いません。別に女が出来て家に帰らなくなったんです。お金も入れないし。たまに帰ってくるとものすごい言葉のDVで・・・」 聞くに堪えない。

 

私は悔しい。

 

私は、とても悔しい。

 

 

 

別のスタッフとも最近同じような話をした。独身で子供が二人いるのは知っていたが、

「入舟美波(仮名)」って、綺麗な名前ねえ。今まで見た中で一番きれいな名前だわ。」と言うと、

「ええ、でも、別れた旦那の名前なんです。見たくもない大嫌いな名前だけど、子供たちの姓が変わると学校でいじめられるといけないので・・・・」

 

こんな話、多いのかな。最近夫婦別姓とか、仕事上で旧姓を使うことが裁判になって敗訴しているけれど、今の法律は男が明治時代に男社会として作ったもので、未だに特に法曹界には男の感覚が残りすぎている。私の職場では離婚している人も結構いるが、殆どの人が夫からは慰謝料も養育費も貰っていない。その上夫の姓を名乗れというのはいくらなんでも無理がないか? 裁判所は現実を知らないにもほどがある。

 

 

いつか、もう少し女が生きやすい日本にするためには、もう少し積極的に女が沢山世に出て働かねばならない。103万以下だの130万以下だのケチなこと言ってないで、きっちり一人前働いて自前の健康保険と年金を持つべきだ。サラリーマンの奥さんの年金額は月8万円だと知っているのだろうか? これでは夫に何をされても、仕事をして来なかった女は離婚できない。もっと女が有利になるために、たくさんの女性に働いてほしい。私は痛切にそう思っている。そうしないと、男社会が出来上がっている今の日本で自分たち女が生きやすい社会にすることは出来ない。

 

 

 

#頭のおかしいクレーマーに追いかけられて10日ばかりは仕事にならなかった。最近精神科は本当に頭のおかしい人を「人権」の関係で病院から在宅にどんどん返しているが、そのために起きる殺人事件や致傷の多いこと多いこと。何とかしてもらいたい。

 

#長々とすみません。何しろ一ケ月半分なので・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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