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海霧の彼方に

 

開店休業 たばこ屋ダイアリー

 

 

 

 

#ちょっと懐かしい人は古いたばこ屋のお客さん(笑)ハートの透過に失敗してるね。もう出来ん。

 

 

パソコンの引っ越しをした。データの移行は今時殆どPCに保存せず、クラウドか自分のメモリースティックにしているので、新しいのに使うソフトを入れればよい。昔と比べると格段に簡単になった。

 

と、思っていたらたばこ屋のことをすっかり忘れていた。忘れて前のPCのアカウントを潰してしまったので、もうだめかと思ったが、他のデータとは別にたばこ屋だけはone Noteにバックアップしていたので、全てではないがかなりの部分は回収できた。しかし、久しぶりに見てみるとOneNoteは私には使いにくい。他のデータとごっちゃになるのを避けるため、たばこ屋は別にしていたが、普段私はエバーノートを使っているのでたばこ屋もそちらに移すかなあと考慮中。

 

そんなこんなで久しぶりに、20年ばかり前の初期の、web日記だった頃のダイアリーをご開帳で日干しする。うーむ・・・・ みんなよくこんなの読んでくれたな(爆笑) 写真にしろ文章にしろ、我ながらひどい。恥ずかしさのあまりギャーと叫びながら走り回りたくなる。しかしまあ、目を覆うような恐ろしく幼稚なやつも、1年半から2年くらいすると何とかみられる状態になっていた。うーむー。ただ、今時のブログにはない素朴な味のアナログさがあった。少しだけエバーノートに移してみたが、気が遠くなるような作業で、もう捨ててもいいか、と思いながらパラパラ見る。

 

と。面白いのもある。例えばこんなん。

2001年10月20日の分である。

 

 

ーーーーー(引用)

ナスコ「まま。あのね、一年の時友達だった5組のKさんなんだけど。同じクラスの友達の筆箱盗んだんだって。どう思う?」 

 

ふうむ。去年、あんたと仲良しだったの? ナスコ「うん。一緒に街に出かけたりしたことある。」 どういう状況だったの? 「うーんと、ある人の筆箱がなくなって、みんなで自分のバッグを見てみよう、って一人ずつ見ていったらKさんの補助バッグに入ってたんだって。」 おやまあ。で、Kさんどうした? 「私知らない、って泣いたんだって。」

 

ふーん。「ままねえ、それ、Kさんじゃない感じがするな。そういうのを「はめられた」って言うんだよ。その話だけではわからないけれどね。今ごろの子が、しかもF中の子が店で盗んだと言うならありそうだけど、人の筆箱を欲しくて盗るとは思えないなあ。「一人ずつ自分のバッグを見てみようじゃないか、」と言った子が、一番怪しいような気がする。誰かの悪意が働いてる感じがするよ。Kさん自身も油断があったろうよ。ちょっと元気のいい子だったから、人に妬まれたり、人の気持ちを思いやらなかったりしたことがあったのかも知れないねえ。

 

いずれにしろ、あんたには関係ない話なんだから近付きなさんなよ? 危険かどうか分からないときは近づかないの、いつも何が危険なのかよく考えて行動するのよ。『君子危うきに近寄らず、だよ。』ってひぃおじいちゃんがいつも言ってた。自分の旗色をはっきりさせるのはそうしなければならない時だけ。だけどもし、Kさんに相談されるような事があったら、「必ず時が解決するはずだから気を落とさずに辛抱しなさい」と励ましてあげなさい。あんたたちの年ごろは特に、ほんの数カ月で運が変わるんだからね。ナスコも油断しなさんなよ?」

 

処世術みたいなことを教えるのも気が引けるが、正論ばかり吐いて生きられないことも親は知っている。特にナスコは今、将来の自分の基準となるものの見方を私に聞いてくる事が多いので慎重に答えることにしている。将来、この子は私の言葉をもとでに、あらゆる場面に対処して行くだろう。種を蒔いている事を感じながら、用心深く話す。ーーーーー(引用ここまで)

 

 

なかなか、しっかり母親してるじゃんわたし。

 

 

 

*それから同じく2001年。1月20日のくだり。

 

ーーーー(引用)午前中仕事を終えて幼稚園にナスキを迎えに行く。下駄箱のところでナスキを待っていると、ナスキのクラスだけやけに遅い。どうしたのかなと思っているとやっと出てきた男の子が言った。

「あ。ナスキ君のおばちゃん!ナスキくんねえ、今日先生に怒られたんだよ。女の子のトイレ覗き見したの!!」 まあ!

青い顔をしたナスキがノロノロと出てきた。正直なやつだ・・・。

 

ナ「ナスキ、あんた どうかしたの? 顔青いよ。 先生に叱られたんでショー。 何したの?」  

「・・・・・・・どうして知ってるの?」   

ナ「顔に書いてあるよ。先生に叱られた、って。」  

ナスキ「あのねえ、女の子が僕の髪をヒッパテねえ、そいで、あんたってサイテー、って言ったの、そいで、、、、」  

ナ「ナスキ? ままに嘘ついたね? あんたはそんな子じゃないと思ってたのに。あんた、今日女の子のトイレ覗いたでしょう! そいで先生に叱られたでしょう!みっともない。下品なことして!」 

 

ナスキは真っ青になってしまった(笑)

ナ「ナスキ。駄目だと言われていることはしたら駄目よ。おまけに ままに嘘までついて! もうしなさんな? 分ったね。」  ナスキ「はい・・・・。」


 

しょんぼりしてしまったナスキがかわいそうになって

ナ「今日はナスコはお弁当だし、ままとマックに行こうか?」

ナスキ「うん!」  

ナスキがほっとしたようににっこり笑った。ーーーー

 

 

ちょっと甘い母親だったか・・・。

 

でも、この二つのことは全く忘れていた。やっぱ捨ててしまうのは惜しいか。

将来仕事辞めて暇になったら、ぼちぼち読もうか。

 

 

 

 

 

 

#妹と二人で、亡くなった父の部屋を片付けた折に、父が貯めていた郵便局の記念切手が沢山出て来た。父は自分では別に好きでもなんでもなかったと思うが、私や妹に「わー!すごい!!」と言わせたかったのである。時々出して見せびらかしては、一つやろうか?欲しかったらパパのために●●しろ。」という形で使っていた。私が小学生の頃は切手収集が趣味として流行っていた時もあった。将来高値で売れるぞ、という欲も、勿論あった。しかし今時は収集する話は聞かないし、持ち込んでも安値でしかとってもらえない話も聞こえてきていた。古切手屋に知り合いはいないし、さてどこでどうしたもんか。

 

 

妹が来た時に相談。取りあえず3万円分くらい持っていって、良さそうな店を物色することにする。店を決めたらそこで残りも売り捌く。

最初の店は駅の近くの骨董屋。グーグルマップでは現在地から一番近い。何度か店の前を通りかかったことがあり、変わったシーサーとか大きなフランス人形が飾られているのを、こんなん誰が買うんかなと思っていた。店の感じでは資金繰りが苦しそうではなかった。

 

ごめん下さい、といろんなものがごったに並んだ店の狭い通路を入り、カーテンが張ってあるレジと思しき辺りに踏み込む。そこには男の人が居たが、下着のシャツにステテコ姿で手には大振りの刀!! 研いでいるのであった。 ひ、ひぇ〜っ! この人がキチガイならかなり危ない。妹に合図を送るがこれが鈍くてあまり役に立たない。ダイアリーにいい絵が撮れそうだったが写真を撮りたいという勇気はとても無かった。

 

ナ「切手を、売りに来たんですけど。」

ステテコのおじさんは面倒くさそうに立ち上がり、どれ、と検分する。

「切手はねえ、60%から70%が相場よ。うちに売るなら60パーセントね。結局、宅急便を送ったりするときにこれを貼って送るのが一番損がないよ。」 えーーっ 最悪でも額面から5〜10パーセント安かなと思っていたのでかなり落胆。

 

店を出、妹と作戦を立て直す。

「販売ルートを持ってるところじゃないと駄目かも。店舗をいくつも持っててさ。イオンの中の●●屋に行ってみよう。」

イオンの中の●黒屋は、さすがにきっちり印刷した紙片を取り出して、何がいくら、何がいくらと示した。それによると記念切手は60パーセント、普通切手は70パーセント、80円以下の切手は50パーセント、となっていた。

 

ナ「何で?何で記念切手が安いの?」

 「さあ。そういうことに、なっているんですよ。」  ・・・・・。これは?恐る恐ると引っ張り出した厚みにして2センチくらいのテレカは「引き取りません。」これは?と引っ張り出した記念コインも「引き取りません。」・・・・orz

 

 

もう一軒、なんちゃらスタンプ、という切手販売の店に行ってみることにした。スタンプ、と標榜するからには、切手専門だろうから高値がつくかもしれない。

ナンチャラスタンプ、は市内の繁華街から遠くないところ、公社ビル、と地元で呼ばれている古い建物の1Fにあった。切手専売の店かと思ったがそれではとても食えないらしく、切手のショーケースなんか一つもない。狭い店舗にあまり高くない田舎の洋服とか、雑貨、文房具を主に置いている店だった。

 

 

 

出て来た70代とおぼしきの品のいいおじさんは、

「切手はねえ、70%です。売れないんですよ。切手は今後50年100年、永遠に値打ちが上がることはありません。今は学校教育がなってないでしょう?ああいうのは、子供のころの経験が大事なんですよ。 楽しみ方、こんなのがその時代使われていたんだなと想像する楽しさ、そういうものは昔は全て学校で覚えて来たものなんです。でも今はそんなの学校では全く教えていないですからね。ゲーム以外はしない、売れない世の中なんです。

 

昔、お医者さんたちがいつか値が上がると言って集めていた絵画、骨董、ツボとか、刀剣など全部だめですよ。よほどのものでないと値は付きません。もしも何か投機的なことをやるなら、金です。それも地金ね。金の地金。細工がしてあったり字が書いてある程度でもダメです。まっさらの地金でないと。」

 

ふーーーーん? そういえば割と最近博多でスーツケースに金を詰めてどうのこうのって話があったっけ。

 

 

 

妹と私は更に落胆して、今日の分をそこで売ってしまうことにした。2万4千円分が1万6千円になっていた。

 

 

 

ナ「だけどさあ、ちょっと勉強になったね。」

妹「うん。」

ナ「まあ、仕方ないよ。」

妹「・・・うん。」

 

はて。まだ10万円分近くあるんだけど、どうしようか・・・・。1軒めのステテコの親父が言ったように、小包をゆうぱっくで送ってそれに切手を使うのが一番いいかなあ。しかし、そんなに荷物って送らないしなあ。

 

 

 

#海霧の彼方に、風車はゆっくりと回っていた。

 

 

 

 

 

 

 

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