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教育の結果

 

#最近出来た国の制度で、障害者を雇用しなければならないという法律がある。私の事業所では股関節の手術をした人がいて、この人は延長後の定年でで近々やめる。新たに誰か探さないと法定数に達しないということでお金を払わなければならない。罰金ではないが、体のいい罰金だ。逆に雇用していればお金をくれる。罰金?まだ税金で取ってくれた方が気分がいいというものだ。

 

ま、そうは言ってもね、というわけで一人パートさんを探した。この春普通の大学を出、仕事を探しているという。子供の頃病気で立てなくなったという人で、大学まで出ているというなら電話番とか簡単なパソコン入力、仕分け業務くらいなら何とかなるかな。

 

・・・・・しかし、国がどう考えているか分からないが、普通の戦力として「子供の頃からの障害者」を何の訓練もなしに雇用するというのは、無理がある。冒頭のように人生の前半は普通に暮らし、普通に就職したような人は問題は少ない。

 

 

足以外全部普通なのである。能力的に可能な仕事を与え、懸命に引き立てようと頑張った。しかしこの子は普通の人間関係のルールの中で生活してきていない。本人は知らないところで庇われ支えられ、腫れ物に触るように扱われ、感謝の心を教えられないまま来てしまった。この子たちを普通の枠で働いて貰おういうならば、「常識」を、まず教えねばならない。しばしば連絡なしに遅刻し、連絡なしに休み、責任を持たせた仕事が期限に済まなくてもほったらかし、特に期限が近づくと休む、権利意識が強く、非礼や無責任に対する挨拶やふるまい方を教えても、従う気持ちがない。結局誰かがその仕事をかぶるので、かぶることになる人が嫌がる。当たり前だよね。

スタッフ「仕事をやる人がいないならいいんですよ、喜んで私がやります。でも担当がいるのになんで私がしなければならないんですか。出勤しているときでもやっているときもあるんですが、ぼーっとして雨だれ打ちくらいしかやってないことがしょっちゅうです。あれで給料出すんですか?」 ・・・・ですよね。

 

 

来たその日から3時間も、フロアに1つしかない別の会社も使っているトイレに立てこもる、迷惑をかけたのだから待っていた隣の会社の方に「すみませんでした」と言いなさい、というと「ふんっ!」。

挙げ句「こんなことを言われる会社には勤められません。」とおっしゃる。「ここの人達は誰のことも信用できない。」ということでふらりと辞めてしまった。

 

結局障害がどうのこうのではなくて、性格の問題だろう。性格の悪いのは、・・・悪いと言ってまずければ性格の未熟なものは使えない。組織はどこもチームワークで、チームワークに入れなければどうしようもない。日本はこんな教育の仕方でいいのか? 本当に? なぜ誰も言わない? うちのケースはたまたま障害を負っていたが、それは関係ない。今はこの手合いが多い。「私はこの能力でこの性格です。あなたの会社は私に何を教えてくれて、どう使ってくれますか?」  いいのか?日本はこんな人間ばかりこしらえて。劣悪な環境で、激しい競争を勝ち抜いてくる人口13億の中国やインド、アジア諸国に淘汰されて呑み込まれてしまうぞ。

 

 

 

#生まれたけど育てられないで虐待されて死んでしまう赤ん坊は何とか出来ないのだろうか。日本は人口が減って困っているのに。社会で育てる仕組みは作れないのか。

 

 

 

 

#NHKファミリーヒストリー。好きな番組で毎週見ている。よく取材してるよなあ。っていうか、分かるものなんだな。それからみんな親から何も聞いてないんだなと思う。戦争中凄惨な経験をしたひとは余計、何も言わないのか。私程度の人生でも、私はかなり子供に何でも話しておく方だが、とても辛い経験を子供に話すことはないもんなあ。前後の事情を1から話さないといけないのでめんどくさい。私は高祖父母までは大体、家が抱えた事情を聞いているが、父方の祖父は私が生まれたときは既に亡くなっていたし、頭は良かったが何もかも中途半端な人生だったこともあって、この人の実家のことは殆ど知らない。高祖父以上になると名前が分かっているだけだ。

 夫に至っては「母方のばあちゃんの名前も知らないよ?だって、母方の本当の祖母は母親が子供の頃死んで、後妻が来たんだもん。後妻の名前なら知ってるけど、ほんとのばあちゃんの名前なんか知らない。そのまた上の高祖父母なんて誰も知らないや。知りたいとも思わない。僕には何とか家族を養って生き抜かなきゃならない未来があるだけだ。」

 

ふーーーーん・・・・・。

 

 

この人の血を引いた子孫達は、「別にばあちゃん(私)の名前なんか知らなくていいや。」と言うのだろう。ちょっと寂しい。私が頑張って今を繋いであんたが生まれたのにー のにー のにー

 

 

しかし、それを日本では「ご先祖さまが草葉の陰で見ている」と言うのだよな。ご先祖さまは黙ってみていないといけんのだよな。だからきっと、それをなだめるために先祖供養をするんだろう。

 

私も、孫のことを思うとき、そう思うもんな。

「Aちゃん! 前だけを向いて、進んでいけ! 振り返るな。おばあちゃんは必ず見守っているからね(涙)」

 

 

 

 

 

 

 

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